ユズ種子オイルは、ゆずの種から作るオイルです。
種子1kgあたり100mgしか採ることができない希少なオイルです。
ユズ種子オイルの成分と効果
皮脂の成分でもあるオレイン酸とリノール酸が主成分で、オレイン酸もリノール酸もそれぞれ30~40%、あわせて60~70%ほどを両成分が占めています。
オレイン酸は、人の皮脂に含まれる重要な脂肪酸で、高い保湿力があるため、乾燥した肌の人は特に補いたい成分です。
また、リノール酸は、肌の再生を助けてくれる働きがあります。
ビタミンAやビタミンEも含んでいるので、抗酸化作用にも優れ、肌が柔らかくふっくらするので、しわやたるみ対策に適しています。
ユズ種子オイルは、抗菌作用のあるリモノイド、抗アレルギー作用のあるヘスペリジンといった、他のオイルにはあまりないめずらしいファイトケミカルを含んでいます。
メラニンの生成抑制や、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の症状に効果的だとする研究報告もあります(高知大学医学部 溝渕研究室のサイトにも、アトピー性皮膚炎と乾燥に対する改善例が紹介されています)。
肌のバリア機能がアップし、肌に明るさが出るのでくすみ対策にも使われるオイルです。