「若いころの肌に比べて、なんとなく肌が固くなった気がする・・・」
そんな風に思ったことはありませんか?
肌の硬さは個人差があり、あまり固くならない人もいますが、年齢を重ねると肌は固くなりやすいのです。
また、同じ年代でも、あきらかに他の人より肌が固い人もいます。
いったいなぜでしょうか?
肌がかたい原因は?
肌が固くなる原因は次のようなものがあります。
- 水分や皮脂が減り、皮膚の弾力が失われる
- 肌が角質肥厚の状態になっている
水分・皮脂が少ない肌は固くなりやすい
肌は年齢とともに、水分も皮脂も少なくなってきます。
水分や皮脂が少ない肌は、肌荒れしやすく、かさついたりごわつきやすくなります
肌の細胞と細胞をつないでいる細胞間脂質に、水分や油分が不足していると、肌は弾力を失います。
肌に弾力を持たせるには、水分を補う保湿ケアは欠かせません。
そして、水分だけでなく皮脂を補うケアも必要です。
皮脂を補うには、皮脂に近い成分の美容オイルを使ったケアがおすすめです。
内側からの水分補給を忘れない
肌の水分不足を補うには、外からの保湿だけでなく、内側からの水分補給も大切です。
肌に外側から水分を補うことは気を付けていても、体の水分不足については、意識が薄れがちです。
摂取水分が少なくても、肌は乾燥するし、ゴワついてきます。
あまり水分を摂る習慣がない方は、意識的に水分を摂るように心がけましょう。
とは言え、人によっては、飲み物を多めに摂るのが苦手という方もいます。
また、普段、飲み物を飲んでいるという方でも、知らず知らずのうちに、コーヒー・ほうじ茶・紅茶などの利尿効果が高い飲み物を選んでしまって、結果、効率的な水分補給ができていないということもあります。
利尿作用が少ない飲み物を選んで、体内の水分維持を意識してみると、肌の調子もよくなることがあります。
水でももちろんOKですが、利尿作用が少ない麦茶・ルイボスティ・ココアなどお好みあわせて試してみて下さい。
肌が固い角質肥厚とは?
ごわごわして固くなっている肌は、お肌の表面の角質層が、ぶ厚くなっています。
このような状態を「角質肥厚(かくしつひこう)」といいます。
角質肥厚の原因
- 摩擦や紫外線など、外からの刺激によるもの
- ターンオーバーの乱れによるもの
摩擦や紫外線などの刺激が肌を固くする
摩擦や紫外線など、外からの刺激により、防御反応で肌が固くなることがあります。
洗顔やタオルで顔を拭く時など、ついゴシゴシこする習慣がありませんか?
肌を固くする原因にもなるので、肌はこすらずソフトに触れるようにしましょう。
必要以上に肌にさわらないように心がけている美容家もいます。
肌への刺激はできるだけ少なくするのがポイントです。
ターンオーバーが乱れて古い角質がはがれ落ちずに肌を固くする
肌が一定のサイクルで生まれ変わるターンオーバーの周期が乱れが、角質肥厚をまねくことがあります。
自然にはがれ落ちるはずの古い角質が肌にとどまり続けると、肌は次第にごわついて乾燥し、固くなってきます。
スキンケアを行っても、自然な状態の肌よりも成分が浸透しにくい、肌荒れがおさまりにくい状態になってしまいます。
3週間、顔を洗わない実験をした女性は、次のような状態になってしまったそうです。
この3週間の実験の間、ノーマル肌(極度の乾燥も無く、脂性でもない)の彼女はメークアップをせず、シャワーで水洗顔をするのみにとどめ、1日1回モイスチャライザーを使う、というスタイルを取りました。洗顔フォームやクレンジング剤などは一切使わなかったそう。
そうしたところ、たまにニキビができるという彼女は、この実験の間にはほんの小さな吹き出物が出来たのみだったそうで、それも2日間で消えたとか。ただ、余計なバクテリアや皮脂が付着してニキビにならないよう、顔にはなるべく触らないようにしていた、とも話しています。
一方、洗顔などで死んだ皮膚細胞を除去することなく、皮脂や汚れを取り除くために用いたのが温水だけだったためか、顔の皮膚は洗顔料を使っていた時よりもずっと乾燥するように。特に変わったのは質感で、死んだ皮膚細胞が蓄積するにつれ変わっていき、15日過ぎた頃には肌は乾燥して粗くなったそう。
加えて、肌の質感が変わったことで、ジェル、クリーム、セラム、ローションなど、どんな種類のモイスチャライザーも吸収しなくなったとのこと。
実験の後、元の洗顔料を使ったお手入れに戻して1週間たった今も、元の質感には戻っていない状態だとか。
温水で洗うには洗っていたようですが、それだけでは不十分だったようです。
汚れはしっかり落として、古い角質をためないことの重要性がうかがえます。
逆に、肌荒れやピーリングのやりすぎなどで、角質層がかたくなるケースもあります。
角質層が薄いのにゴワついていてる肌の対策はこちらへ。
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肌が固い角質肥厚はスキンケアの効果が上がらない!
角質肥厚になると、どんなデメリットがあるのでしょうか?
ゴワついた固い肌は、角質層内の天然保湿因子や、セラミドが奪われやすくなり、肌のキメも荒くなります。
この状態が続くと、化粧水や美容液などをつけても、肌になじまず、思い通りの効果が得られません。美容成分が浸透しにくくなってしまうのです。
また、乾燥しやすく、肌のバリア機能が弱まる悪循環に陥ってしまいます。その結果、たるみやシワも目立ちやすく、同年代に比べて、老けて見えてしまうこともあります。
角質肥厚が肌に及ぼす影響
- 毛穴の広がり、毛穴の目立ち
- シミ、くすみ
- 肌荒れ
- 大人ニキビ
そんな時に、「もう年だから仕方ないか・・・」と思うのはNG!!
こんなトラブルが出はじめたら、年齢に応じたスキンケアに切り替えるタイミングのサインです。
若い頃と同じケアでは、肌の悪循環を断ち切ることはできません。
そのまま、症状がどんどん進んでしまうと、良い状態に戻すのが難しくなってしまいます。
気になったその時に、早めに手を打つのが正解!
「なんだか、肌が固くなってきたみたい・・・」と感じたら、今までのスキンケアを見直すタイミングです。
ピーリングでターンオーバーを促す
肌の細胞は、新陳代謝を繰り返して、常に新しく生まれ変わっています。これをターンオーバーと呼んでいます。
ターンオーバーが乱れると、古い角質がはがれ落ちずに、だんだんと厚みを増して、肌が固くなります。
ピーリングは、古い角質を剥がす効果があり、他にも、肌の新陳代謝を高めたり、コラーゲンの生成を促す良い効果もあります。
ただ、ピーリングは使い方を間違えると、かえって肌の状態を悪化させるリスクもあります。
市販のピーリング剤は穏やかな作用のものが多いですが、それでも、やりすぎてしまって、皮膚がめくれるようになってしまったり、ひどい肌荒れを起こすこともあります。
ピーリングする時は、正しいやり方で様子を見ながら慎重にやりましょう。
また、ローズヒップオイルには、「トレチノイン酸」が含まれていて、ターンオーバーを高める作用があるといわれています。
マイルドなピーリング効果と、肌を柔らかくする作用があるので、肌が固い悩みがある方にはおすすめです。
おすすめ!trilogy(トリロジー)のローズヒップオイル
trilogy(トリロジー)のローズヒップオイルは、世界中で1,000万個売れている美容オイルです。
100%ピュアなローズヒップオイルで、国際オーガニック認証取得した高品質のオイルです。
ローズヒップオイルの原料として、最もスキンケアに適した南米チリと南アフリカのレソトの山岳地帯で育つ高品質のワイルドローズの一番搾りの種子オイルのみを使用して作られています。
独自の低温抽出方法で、アルコールなどの溶媒を一切使用していない天然由来原料100%オイルです。
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美容オイルの効果で肌をやわらかく
皮膚の脂質と性質が良く似ている美容オイルは、肌になじみやすく、ゴワついた肌を柔らかくする効果があります。
特に品質が良いオイルは、肌と親和性が高く、角質層のすみずみまでなじんで肌をやわらげてくれます。
おすすめ!アンデコール高機能美容オイル
肌の状態がイマイチな時こそ、効果が実感できるオイルです。
- ハーブと植物エッセンス(炎症やダメージを防ぐ)
- コメヌカ油(アンチエイジング作用)
- マカデミア種子油(アンチエイジング作用)
- オリーブ果実油(高保湿力)
乾燥がすすんで弾力不足の肌に、植物の美容成分が働きかけます。
アンデコール高機能美容オイルを肌荒れしている時に使ったレビュー記事はこちら
商品について詳しくはこちらをどうぞ。
硬くなった肌を柔らかくするのは、美容オイルの最も得意とするところ。
皮脂の成分とよく似ているオイルが肌に浸透することで、肌がやわらかくなり、保湿力も高まるので、より柔軟性のある肌になります。