肌の乾燥を防ぐには、化粧水を中心とした保湿ケアが欠かせません。
しかし、ちゃんと化粧水で保湿しているにも関わらず、すぐに乾燥してしまうと悩んでいる方は少なくありません。
与えた水分を保持する力が弱いと乾燥肌になります。
水分を蓄えるために、次の3つのものが役割を担っています。
- 皮脂
- セラミド
- 天然保湿因子
これらが不足していると、肌の乾燥が慢性化してしまいます。
皮脂が足りていない場合は、クリーム・美容オイルなどで補給しましょう。
さらに、セラミド・天然保湿因子を意識したケアをすると効果的に乾燥を防ぐことができます。
セラミド不足を補うには
セラミドは、角質層内で、角質細胞同士をつなぐような働きをしています。
角質の細胞と細胞つないでいる細胞間脂質の約50%をセラミドが占め、スポンジのように水分をかかえこんでいます。
セラミドが不足すると、肌の水分も油分も足りなくなり、保湿機能が衰えます。
化粧水をつけても、水分を保持する力が弱いので、長い間水分をキープすることができません。
肌が乾燥しやすいと感じたら、セラミド配合の化粧品を使うのがおすすめです。
天然保湿因子の減少が肌の乾燥をまねく
天然保湿因子(NMF)は、いくつかの水溶性の成分から構成されています。
約40%をアミノ酸類が占め、他にアミノ酸代謝物が12%、乳酸塩12%、尿素7%、クエン酸塩0.5%などから成り立っています。
アミノ酸は、タンパク質のもととなる成分で、多くの種類があります。
天然保湿因子に含まれるアミノ酸や、アミノ酸代謝物は、水分の吸水性に優れています。
天然保湿因子が減ると、角質層の水分が十分に抱え込めず、肌のカサつき、乾燥をまねきます。
ターンオーバーの乱れや加齢が天然保湿因子を減少させる
天然保湿因子(NMF)は、ターンオーバーによって作られます。
表皮の細胞は、基底層という一番下の層で新しく作られます。
下の方の新しい細胞が押し上げられて、どんどん上に行き、表面の細胞は古くなるとはがれ落ちます。
このターンオーバーの過程で、天然保湿因子(NMF)は作られます。
しかし、ターンオーバーの乱れや、加齢により、天然保湿因子(NMF)は減ってしまいます。
また、天然保湿因子は非常に水分と馴染みやすいので、シートマスクなどで長時間の保湿パックを行うと、パックに天然保湿因子が取られてしまう事もあります。
長すぎるパックは禁物!パックをする時は、使用時間を守るように気を付けましょう。
天然保湿因子(NMF)は外と中から補う
天然保湿因子(NMF)の大半は、アミノ酸です。
体内のアミノ酸を増やすには、色々な食材を組み合わせたバランスの良い食事が不可欠です。
アミノ酸は、様々な性質のものがあり、食べ物から摂取できるものや、摂取した食べ物から体の中で作りだしたりするものがあります。
色々な食材を組み合わせてバランスよく食べることが、アミノ酸の効果的な摂取につながり、天然保湿因子の生成にも関わってきます。
また、天然保湿因子(NMF)を増やすためには、アミノ酸を含む化粧品でスキンケアするのも効果的です。
天然保湿因子を増やす保湿おすすめコスメ
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- ホホバオイル
- マカダミアオイル
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保湿成分セラミドも配合で、乾燥しやすい肌をしっかりサポートできます。
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